コマセマダイ釣り攻略法 -二段テーパー仕掛け(ハリス)編-

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コマセマダイ釣りにおいてなんですが、釣行の際誰しもが望むのは当然の事ながら好釣果とは思いますが、いくら経験を積み重ねても二度と同じ状況を繰り返す事なく絶え間なく変化し続ける大いなる大自然と対峙する釣りにおいては、毎回毎回好釣果を維持し続ける事は不可能に近いほど難しいようですが、一方で、それなりの釣りメソッド、アイテムを丹念に駆使、使用すれば、かなりの高確率で好釣果に遭遇出来る事も確かなようで、今回は、数多くある釣りメソッド、アイテムの中でも、釣果に直結する釣りアイテムの代表格である「仕掛け」、更にはその仕掛けの中でも昨今極めてポピュラーで私の使用する仕掛けのほとんどでもある「二段テーパー仕掛け」の「ハリス」にクローズアップしてみます。

ちょっとお復習になりますが、二段テーパー仕掛けの具体的構成は、

1)スナップサルカン

2)上ハリス

3)ウエイトスイベル

4)下ハリス

5)針

このように針のチモト付近に介する事のある各種ビーズ玉やガン玉等を除いたら、二段テーパー仕掛けは上に挙げた5ケのアイテムから構成されていて、今回話題に取り上げた「ハリス」は、「上ハリス」と「下ハリス」の2つに別れます。

二段テーパー仕掛けの「上ハリス」と「下ハリス」の役割は、同じハリスでもかなり違ったもので、

※上ハリスは潮に馴染み易くなるように、潮の抵抗を受け易くする為太めの方が効果的で、一方下ハリスはナチュラル感を高める為に細めの方がマダイのヒット率アップに直結する

具体的にはどのくらいのサイズ、太さが最適かと言えば、

◇上ハリス→フロロカーボン製6~8号

◇下ハリス→フロロカーボン製3~5号

上ハリスに関しては、潮に馴染み易くなるようにするには限りなく太ければ太い方が効果的ではあるものの、結束のし易さや価格面を考えた場合、上で挙げたフロロカーボン製6~8号程度が最適なようです。

また下ハリスについてなんですが、ナチュラル感、強度の両方を考えた場合、フロロカーボン製3~5号程度が最適なようです。

上ハリスは常に一定にしておいて構いませんが、下ハリスに関しては狙う水深、季節等各状況次第である程度の使い分けが必要で、更には、上ハリスは太めで傷み易くない為、頻繁な交換は必要ありませんが、下ハリスに関しては安価ではないものの、ある程度は消耗品と割り切って傷が付いてたらもちろん、定期的な交換が必須なようで、そうしないと絶対数も少なく滅多にやって来ない大型マダイが喰ってきた際、ハリス切れでのバラシにつながってしまう可能性が高まったしまいます。

いずれにしても、特に下ハリスに関しては傷チェックは常に行って、小まめな交換が必須なようです。

DSC_0434
DSC_0276

おすすめ記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*