手前マツリ防止策 -釣り座の設定編-

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コマセマダイ釣りにおいてなんですが、釣行の際誰しもが望むのは当然の事ながら好釣果とは思いますが、いくら経験を積み重ねても二度と同じ状況を繰り返す事なく絶え間なく変化し続ける大いなる大自然と対峙する釣りにおいては、毎回毎回好釣果を維持し続ける事は不可能に近いほど難しいようですが、一方で、それなりの釣りメソッド、アイテムを丹念に駆使、使用すれば、かなりの高確率で好釣果に遭遇出来る事も確かなようで、今回は、数多くある釣りメソッド、アイテムの中でも、前回話題に取り上げたあらゆる釣りの基本中の基本でもある、仕掛けを海中に投入し回収するメソッドである「手返し」の際、どうしても起きてしまいがちな「仕掛けの絡まり」すなわち、あの煩わしい「手前マツリ」の防止策の一つでもある「利にかなった釣り座の設定」にクローズアップしてみます。

コマセマダイ釣りのフィールドは海で、更には船釣りで、再三お伝えしている通り、船上では風等の大自然の影響をまともに受けるのは当然なんですが、船の揺れという丘っぱりとは決定的に違う若干過酷な点があるようです。

次に昨今のコマセマダイ釣りにおいての釣り方は、船尾にスパンカー(帆)を立てながら、船首を風上に向け船を安定させながら流して釣りをする、いわゆる流し釣りがポピュラーなようで、したがってこの流し釣りにおいては、常に左舷の釣り座においては右手側が風上、左手側が風下になり、右舷の釣り座においては、その真逆になるようです。

何故風向きにこだわるのかと言えば、

※長い仕掛けが風によって常に吹き流される

そこで重要になってくるのが、

※長い仕掛けを風に吹き流されても、如何にして絡ませる事なく扱い続けるられるかが、釣果はもちろんの事、釣り自体のエンジョイ度にまで大きな影響を与える

大自然の影響をまともに受ける船上においては、船の揺れはもちろんなんですが、風を強く意識しながら釣りをしていかなければ、常に長い仕掛けを絡ませ続けてしまい、この釣りが成立しなくなってしまう可能性もあるかもしれないようです。

その辺の手前マツリ防止策の一つ「利にかなった釣り座の設定」に関しては、また次回詳しくお伝えするつもりなんで、よろしくお願いします。

DSC_0532

おすすめ記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*