実を言いますと、私は10年以上毎日のようにブログを更新していますが、一方で釣行時には必ず自身の釣り日記も20年以上書き続けています。
ちょっと日記を整理?していたら、懐かしいものが目に付いたんでこのブログにアップさせていただきます。
2004年 5月 29日 釣り物 マダイ
(土) 釣り船 第一なかくに丸(寺泊港
釣り方 流し釣り
錘 80号
釣行時刻 午後船(12:00~17:00)
潮周り 若潮
天 候 曇り時々晴れ
最高気温 22℃
最低気温 18℃
釣りスタイル Gパン、半袖Tシャツ
風向・風速 西2~5m
波 高 0.5m
日の出/日の入り 4:24/18:58
満 潮 11:30/23:46
干 潮 5:07/17:29
ポイント 落水沖46m前後
指示棚 (海面から)28~30m
表面海水温度 19℃
乗船人数 3名
釣り座 ミヨシ(2本竿)
驚異的な自己ベストを打ち立てた記念すべき釣行となった。
5月24日(月)に、たかちゃん(なかくに丸若船長)から10号のマダイ針が折られたという連絡をもらってから、かなり心に期するものがあった。当日は、仕事が急きょ休みが取れた事で予期していない釣行となった。
24日の事を、私の釣り仲間である東松山市のM氏に伝えたところ、週末には是非ともなかくに丸でマダイを狙いたいとの事であった。その旨をなかくに丸に問い合わせたところ、週末土曜、日曜は午後船なら空いているとの事をM氏から聞いて分かった。
なかくに丸のホームページで雰囲気を伝えるメッセージが乗っていたにもかかわらず、当日の乗船人数はなんとM氏、長岡市の男性、私3人で、この時期のマダイが如何に実績がないのかを裏付けていた。
釣り座はM氏が左舷トモ(2本竿)、長岡市の男性が右舷トモ(2本竿)、私が両舷ミヨシに陣取る事になって、釣り座に関してはそれぞれ自分の希望するものとなった。
私のタックルと仕掛けは、左舷側がグラス無垢の超ムーチングロッド(300cm長)にアブのアンバサダー7500C3の組み合わせ、クッションゴム3m、ハリス長15m。右舷側がカーボンの含有率の高いロッド(270cm長)にダイワ、シーボーグ250FBの組み合わせ、クッションゴム1m、ハリス長12mで臨んだ。ちなみに、なかくに丸の基本的なお勧めは、ハリス長10m、4号で、クッションゴムは1m長である。
狙ったポイントは、寺泊界隈の最標的な乗っ込みポイントである落水沖46m付近で、たかちゃんからの指示棚は海面から28~30mであったが、以前からそうなのであるが、私の場合、規定のハリスより長い分だけコマセカゴの位置を上げるようにしていた。
ところで状況であるが、ポイントに着いたとたん最初の印象としては、海面の汚さにはびっくりした。ゴミではなく、おそらくはプランクトンの一種なのだろうが、詳しくは不明である。そして表層の潮はほとんど動いていなく、仕掛けを海中に投入しコマセカゴを振ってみても、回収時コマセカゴの中のコマセはかなり残ってきて、中層から低層についても流れは緩い、ほとんど流れていないようであった。
しかしながら、釣り開始から1時間くらいは‘半喰われ’が複数回あって、たかちゃんからも‘反応出てますよ~’というアナウンスもあって、私は何か予感めいたものを感じていたつもりであり、実際、買っていったお昼ご飯を食べなかった程であった。
2時頃になって左舷トモのM氏に魚信があり、上がってきたのは30cm級のハナダイであった。
反応があるのに喰わせられない事で、私はたかちゃんに了解は得ないものの、その事を彼に伝えた上で、私は左舷側の仕掛け、ハリスをスタート時は4号であったが、3号に落とし、遂には2.5号にまで落として、その瞬間がやってくるのであった。
2時50分くらいだった。
その時私は右舷側のタックルを交換していた時であった。
‘カタカタカタカタカタ~’というアンバサダーの道糸が出ていく音とともに、たかちゃんの‘こばちゃん、入ったよ~!’って叫ぶ声が。早速ロッドヲ」キーパーから外して竿尻をへそ下に構えた。かなりの重量感であり、最初の突っ走りはなかなか止まらなく、リールの道糸が30m程持ち出されてようやく止まった。
‘こばちゃん、一時間かけてもいいから慎重にやって~!’‘わかったよ~’って、たかちゃんと私のやりとり。集中力があったせいか何故か不思議と冷静でいられて、途中たかちゃんに私のデジカメで撮影を頼む余裕もあったほどである。
6,7回は突っ込まれたであろうか、いやもっとか。とにかく重量感は十分感じ取れた。今回に関しては青物という不安はほとんどなく、いかにもマダイらしい引き方をしてくれ、そのやり取りは、ヒットから15~20分くらいは要したようである。
上がってきたのは、なんと82cm、8.5kg!思わずガッツポーズをしてしまい、たかちゃん、同船者のM氏、長岡市の男性の全員と握手をしたほどであった。
究極の興奮と感動を体験した。
当日、ヒット時のタックル、仕掛け等を記録しておく事にする
ロッド 藤沢つり具センターオリジナル マダイスペシャル300S
(星野喜一氏作)
リール ABU 7500C3
道糸 YGKよつあみ スーパーダイニーマ6号
仕掛け 15m(三段テーパー)
上ハリス 7号 5m(Daiwa、船ハリス)
中ハリス 4号 5m(Daiwa、船ハリス)
下ハリス 2.5号 5m(サンライン、トルネードSVⅠ)
スナップサルカン NTスイベル3号(インターロック付きパワースイベ
ル)
テーパー連結部 ウエイトスイベル(釣研)上部(-G2)、下部(-G7)
編み付け結び(上部4回、下部6回)
針 オーナー カットグレ7号(チモト編み付け補強1.2号6回)
クッションゴム 人徳丸 ロングライフクッション最強(1.8mm×300cm)
天秤 ヨシミ 夢の天秤 カラーは赤色(1.5mm、90cm)
コマセカゴ 美咲 テッカメン(自分で赤色に吹き付けたもの)80号Lサイズ
道糸先端 スズミ釣具 Wスナップ付きサルカン1/0号
道糸先端部分 PE&PEの編み付けでのループ(輪)
ロッドキーパー 第一精工 スーパーラーク