コマセマダイ釣りにおいてなんですが、釣行の際誰しもが望むのは当然の事ながら好釣果とは思いますが、いくら経験を積み重ねても二度と同じ状況を繰り返す事なく絶え間なく変化し続ける大いなる大自然と対峙する釣りにおいては、毎回毎回好釣果を維持し続ける事は不可能に近いほど難しいようですが、一方で、それなりの釣りメソッド、アイテムを丹念に駆使、使用すれば、かなりの高確率で好釣果に遭遇出来る事も確かなようで、今回は、数多くある釣りメソッド、アイテムの中でも、コマセマダイ釣りでは稀に遭遇する事のある「青物の襲撃」に対する具体的対策についてクローズアップしてみます。
私の前回の釣行では、4kg級のワラサがマダイに混じって喰ってきたんですが、そのパワーはマダイの大型とは一味違い、とにかく突っ走るという印象で、マダイの引きは瞬発力はあるものの10kg級の大型でもハリスは4号あれば、余程の無理なやり取りをしなければ取りきれる自信はあるのですが、ワラサに関しては4kgグラスでも使用するハリスは6号以上でなければ取りきれる自信がないほど強烈なものでした。
実を言いますと前回の釣行時に私は、事前に船長から良型ワラサの情報を得ていて、使用するハリスは6号以上でなければと聞いていた為、同日はなんと7号ハリスでチャレンジしていました。
7号ハリスでリールのドラグはフルに近いほどに設定しても、更に道糸を持ち出していくほどのパワー!
電動巻きにしていたら、リール自体が熱を持ち過ぎてオーバーヒート気味になってしまう始末!
はっきり言って、それまではイナダ、ワラサを甘くみていたようで、4kgグラスのワラサになってくると、普段マダイ釣りで使っている4号ハリスでは全く歯が立たない事を思い知らされた一日になりました。
マダイの引きも最高ですが、ワラサの強烈な引きも若干癖になりそうな感触で、タイミングを見てもう一回チャレンジするつもりです。