コマセマダイ釣りにおいてなんですが、釣行の際誰しもが望むのは当然の事ながら好釣果とは思いますが、いくら経験を積み重ねても二度と同じ状況を繰り返す事なく絶え間なく変化し続ける大いなる大自然と対峙する釣りにおいては、毎回毎回好釣果を維持し続ける事は不可能に近いほど難しいようてすが、一方で、それなりの釣りメソッド、アイテムを丹念に駆使、使用すれば、かなりの高確率で好釣果に遭遇出来る事も確かなようで、今回は、数多くある釣りメソッド、アイテムの中でも、絶対数も少なく突如として襲ってくる大型マダイとのやり取りの際、極めて重要になってくる、「リールの適正なドラグ調整」にクローズアップしてみます。
再三お伝えしている通り、コマセマダイ釣りで使用する仕掛け、ハリスは、喰ってくるマダイの大きさの割りにはその平均が4号と極めて細いのが大きな特徴の一つで、いくら最近のハリス(フロロカーボン製)が強度に優れていると言っても、やはり無理、強引なやり取りをすれば即ハリス切れによるバラシにつながってしまうようです。
こちらも繰り返しになりますが、この細いハリスを大型マダイの凄まじいパワーと瞬発力から守る為には、
1)クッションゴム
2)リールの適正なドラグ調整
3)ムーチングロッド
4)丁寧なやり取り
これ等全てが必要になってくるようですが、今回は「適正なリールのドラグ調整」について深掘りしてみます。
当然の事ながら、ターゲットの魚がマダイですから、まずその事を頭に入れておかなければならないようですが、
※マダイは大型になってくるとヒット直後ある程度突っ走りはするが、通っ走りはしない
したがって、対大型マダイ対策としては、
※アタリ直後の突っ走りさえ交わせば、ある程度ゲット出来る可能性は極めて高くなる
だからと言って、リールのドラグ調整をゆるゆるにし過ぎると、
◆マダイに走られ過ぎて根や岩礁帯に入られ寝ズレによるバラシに、フッキングが甘く針外れによるバラシにつながったり、更には何時になっても魚を海面方向に上げてこれない
このようなデメリットもあるようです。
私が考える「適正なリールのドラグ調整」とは、
※リールに巻いてある道糸(PE)ラインを強めに手で引っ張ってようやく出る程度
すなわち、かなり強めなドラグ調整レベルが最適と思っています。