コマセマダイ釣りにおいてなんですが、釣行の際誰しもが望むのは当然の事ながら好釣果とは思いますが、いくら経験を積み重ねても大いなる大自然と対峙する釣りにおいては、毎回毎回好釣果を維持し続ける事は不可能に近いほど難しいようですが、一方でそれなりの釣りメソッド、アイテムを丹念に駆使、使用すれば、かなりの高確率で好釣果に遭遇出来る事も確かなようで、今回は数多くある釣りメソッド、アイテムの中でも、この釣りの最大の魅力、ターゲットでもある「大型マダイ」をゲットする為の各釣りアイテムの中でも、その心臓部とも言って良いほど重要で釣果に直結するアイテムである「仕掛け」、更には、昨今極めてポピュラーで私の使用する仕掛けのほとんどでもある「二段テーパー仕掛け」の「下ハリス」にクローズアップしてみます。
ちょっと前にお伝えした通り、コマセマダイ釣りで使用するハリスは、その特性から、
◇フロロカーボン製ハリス
が最適なようで、その下ハリスに関しては、
◇フロロカーボン製ハリス3~5号
が最もポピュラーなようですが、各状況次第、特に狙う水深、シーズン等によっても、例えば4号のハリスでも細過ぎてハリス切れの可能性が極めて高くなってしまうなんて事もあるようです。
一例としては、毎年お祭り騒ぎになっている新潟上越エリアでの「乗っ込み時期」においては、
※狙うポイントの水深が30m を切るような超浅場で、マダイが喰ってやり取りの後、ハリスを手繰ってからも凄まじい引き、突っ込みが容赦なく襲ってくる(ハリスを手繰ってからがやり取りの本番?)
これはちょっと特殊な一例ではあるんですが、通常?のやり取りであれば、ロッドのしなり、クッションゴム、リールのドラグ機能の働きの総合的な組み合わせで、使用するハリスが4号あれば10kg程度の超モンスターマダイでもなんとかなるはずなんですが、上で挙げた乗っ込み時期における超浅場でのやり取りは、
◆ハリスだけでの大型マダイとのやり取りになってしまう為、5号以上が必須
かと思えば、私は去年の3月に3号ハリスで7.6kgをゲットした事があったりして、やはり釣りはゲーム性が高い為、自身の経験度を考えながら楽しんでいっても良いかと思います。
ちなみに今回添付した画像は、その時の7.6kgのマダイです。