コマセマダイ釣りにおいてなんですが、釣行の際誰しもが望むのは当然の事ながら好釣果とは思いますが、いくら経験を積み重ねても二度と同じ状況を繰り返す事なく絶え間なく変化し続ける大いなる大自然と対峙する釣りにおいては、毎回毎回好釣果を維持し続ける事は不可能に近いほど難しいようですが、一方で、それなりの釣りメソッド、アイテムを丹念に駆使、使用すれば、かなりの高確率で好釣果に遭遇出来る事も確かなようで、今回は、数多くある釣りメソッド、アイテムの中でも、ここのところ連続して話題に取り上げていて、釣果に直結する極めて重要な釣りアイテムの代表格である「仕掛け」、更にはその中でも「ハリス」、更に更に「細ハリス」にクローズアップしてみます。
前回お伝えした通り、コマセマダイ釣りで使用するハリスは、
※太ければ太いほど強度は増すがナチュラル感が低下してしまい、マダイのヒット率は低下してしまう傾向になり、細ければ細いほどその真逆な傾向になる
そしてそれらを全て考慮した上で、
※コマセマダイ釣りで使用するハリスは4号が理想的なサイズ、太さ
という結論にたどり着くわけですが、それはあくまでも基本的な事で、こちらも再三お伝えしている通り、釣りで対峙する大自然は、二度と同じ状況を繰り返す事なく絶え間なく変化し続けるわけで、釣り手には常に柔軟な対応が求められるのは間違いないようです。
私の経験上、20年前に2.5号ハリスで8.5kg、3年前に3号ハリスで7.6kgのマダイをゲットしています。
※反応があっても喰わない
このような状況下においては、引き出しにあるあらゆるメソッドを駆使すれば良いのですが、まさに苦し紛れの対策の一つとして「細ハリス」があり、私は今でも稀に駆使していますが、あまり他人にはお勧め出来ないメソッドと言えるようです。
◆ハリス切れによるバラシの危険性、リールのドラグを緩めにする為、ヒット直後に走られ過ぎての根や岩礁帯に入られての根ズレによるバラシ、更には同じくリールのドラグが緩すぎる為、マダイを海面に上げるのに時間ぎ掛かり過ぎて他の釣り手のひんしゅくを買ってしまう
細ハリスを使用して大型マダイに口を使わせた場合、このような厳しいデメリットがあるようです。
いずれにしても、万が一細ハリスを使用する場合、乗船者の少ない日でなければという絶対条件があるのは言うまでもないようです。