コマセマダイ釣りにおいてなんですが、釣行の際、誰しもが望むのは当然の事ながら好釣果とは思いますが、いくら経験を積み重ねても二度と同じ状況を繰り返す事なく絶え間なく変化し続ける大いなる大自然と対峙する釣りにおいては、毎回毎回好釣果を維持し続ける事は不可能に近いほど難しいようですが、一方で、それなりの釣りメソッド、アイテムを丹念に駆使、使用すれば、かなりの高確率で好釣果に遭遇出来る事も確かなようで、今回は、寒い間深場に落ちていたマダイが、春の到来と共に産卵為、浅場に乗り込んで来て荒食いをし、更には年間を通して最も大型マダイの確率も高く、自己ベスト更新の絶好なチャンスでもある、まさに私達マダイ釣りファンにとってのパラダイスシーズンである「乗っ込み」が、例年に比べ極めて早いタイミングで訪れたと思ったら、こちらも例年にない程というか今までにないような連日爆釣が続いているようで、この乗っ込み時期における数多くある釣りメソッド、アイテムの中でも、この釣りに限った事ではないんですが、あらゆる釣りの基本中の基本とも言える「手返し」にクローズアップしてみます。
まず最初に、コマセマダイ釣りにおいての「手返し」とは何かと言えば、
◇コマセカゴにコマセを詰め、針にツケエサを刺し、仕掛け全体を海中に投入、一連のコマセワークを行った後、コマセカゴの位置を正確に指示棚にセットし、アタリがなければ仕掛け全体を船内に回収するアクション
なんですが、再三お伝えしている通り、コマセマダイ釣りで使用する仕掛けは、他の釣りのものに比べ全長が極めて長い為、特に風、船の揺れ等、大自然の影響をまともに受ける船上でこの長い仕掛けを絡ませる事なく扱い続けるのは、ビギナーの釣り手の方には若干難易度が高いようですが、基本動作を一つずつ確実に駆使すれば、それほど難易度が高いものではないはずです。
ちょっと自慢めいた話で恐縮ですが、ここのところの3回の釣行では、もちろんラッキーな面もありますが、3回連続で数はトップでした。
当然の事ながら、こんだけ毎週のように釣りに行っているのもありますが、好釣果の主原因は、
※手返しの頻繁度
これに尽きると思います。
もちろん「誘い」による原因もあるにはあるんですが、やはり手返しの小まめさが数を伸ばす最も基本的で重要なメソッドだと思います。
それにはやはり、
◇理に叶った手返しのメソッド
が必須で、基本さえ忠実に守れば誰にでもあの煩わしい手前マツリは激減可能なはずです。
