コマセマダイ釣りにおいてなんですが、釣行の際誰しもが望むのは当然の事ながら好釣果とは思いますが、いくら経験を積み重ねても二度と同じ状況を繰り返す事なく絶え間なく変化し続ける大いなる大自然と対峙する釣りにおいては、毎回毎回好釣果を維持し続ける事は不可能に近いほど難しいようですが、一方で、それなりの釣りメソッド、アイテムを丹念に駆使、使用すれば、かなりの高確率で好釣果に遭遇出来る事も確かなようで、今回は、数多くある釣りメソッド、アイテムの中でも、釣果に直結する極めて重要なアイテムの代表格である「仕掛け」、更にはその仕掛けの中でも2本針を介する際の出し方、結束方法にクローズアップしてみます。
前回お伝えした通り、コマセマダイ釣りで使用する仕掛けにエダスを出す際は、
◇八の字結び
◇三角編み付け
が極めてポピュラーですが、私が長い間いつも使用しているのは「三角編み付け」で、今回は、私が使用している結束方法をご紹介してみます。
◇三角編み付けの出し方
1)(本線ハリスが仮に4号なら)フロロカーボン製ハリスの添え糸を40cm程度用意する
2)まず最初にノーマルな1本針仕掛けを作成する
3)次に本線ハリスと同じく4号ハリスを使ってエダス部分の針結びを施す
4)本線ハリスにエダスを出す地点を決め、作っておいたエダスを15回編み付けを施すが、この際、編み付けられる側の本線ハリスを極力ピンと張っておく
5)次に添え糸を使って、エダスの結束部分から下方向(本線ハリスの針側)へ編み付けを15回施すが、この際も編み付けられるラインは極力ピンと張っておく
6)次に同じく添え糸を使って、エダスの結束部分から今度はエダスの針側へ編み付けを15回施すが、この際も編み付けられる側のラインは極力ピンと張っておく
7)最後に余ったハリスをカットして完成
これが私が長い間いつも使用しているエダスの出し方、結束方法なんですが、強度に関してはコマセマダイ釣りにおいては十分かと思います。
