ディープタイラバ釣りにおいてなんですが、釣行の際誰しもが望むのは当然の事ながら好釣果とは思いますが、いくら経験を積み重ねても二度と同じ状況を繰り返す事なく絶え間なく変化し続ける大いなる大自然と対峙する釣りにおいては、毎回毎回好釣果を維持し続ける事は不可能に近いほど難しいようですが、一方で、それなりの釣りメソッド、アイテムを丹念に駆使、使用すれば、かなりの高確率で好釣果に遭遇出来る事も確かなようで、今回は、数多くある釣りメソッド、アイテムの中でも、ディープタイラバ釣りにおいては釣果に直結する極めて重要なアイテムの代表格である「タイラバヘッド」、更にはその「カラー」にクローズアップしてみます。
再三お伝えしている通り、ディープタイラバ釣りは、特定の錘、ツケエサを使わず、タイラバヘッド、ネクタイ、スカート、そして針を使ってマダイに口を使わせる典型的な疑似餌釣り、ルアーフィッシングと言えるようで、その釣り方としては、仕掛け全体を海底に落下、着低させた後、即一定の棚まで等速で巻き上げ、アタリがなければ再び仕掛け全体を海底に落下、着低させ、再び巻き上げ、これを繰り返しながらマダイのアタリを待つといった極めてシンプルな釣りと言えるようですが、一方で、風の強さ、潮の早さ、マダイの活性度、警戒心の高低、フグ等の他魚等の頻度等、各状況次第でのタイラバヘッドの重さ、素材、カラー、形状、更にはネクタイ、スカート、針の大小、巻き上げスピード、探る棚の範囲等の選択次第に加え、喰い渋り時には電動リールを使用していても、電動リールのモーター音、振動がマダイにに影響を与えるのを防ぐ為、あえて手巻きでの巻き上げを駆使する等、まさにその選択次第で大きく釣果に差が出てきてしまう為、当然の事ながら極めて奥深い釣りである事は間違いないようです。
ところで今回話題に取り上げた「タイラバヘッドのカラー」に関してなんですが、これはあくまでも私の持論ではあるんですが、
※水深50m程度を超えた水域においては、カラーの認識は不可能でモノクロの世界になっている
当然の事ながら発光、蛍光は除いたとしても、その他のカラーの違いはあまりマダイの喰いには影響を与えないのではないかと思っていますし、ましてやディープタイラバ釣りのフィールドはその名の通り、水深が100mを超えるような水域なわけで、マダイの喰いに大きな影響を与えるものは、
※タイラバヘッドのカラーよりは、タイラバヘッド自体の形状の違いによる海中で起こる波動の変化
とは言え、喰い渋り時には気分転換でタイラバヘッドのカラーを変えてみる事は、当然の事ながら私もいつもやっているメソッドで全く問題ないと思います。










