コマセマダイ釣り攻略法 -手前マツリ防止策編-

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コマセマダイ釣りにおいてなんですが、釣行の際、誰しもが望むのは当然の事ながら好釣果とは思いますが、いくら経験を積み重ねても二度と同じ状況を繰り返す事なく絶え間なく変化し続ける大いなる大自然と対峙する釣りにおいては、毎回毎回好釣果を維持し続ける事は不可能に近いほど難しいようですが、一方で、それなりの釣りメソッド、アイテムを丹念に駆使、使用すれば、かなりの高確率で好釣果に遭遇出来る事も確かなようで、それに加えて同じ1匹、1枚、1杯のターゲットをゲットするにしても、如何にしてそれを喰わせるまでのプロセスを自分自身で構築、納得出来るかが各釣りの醍醐味、魅力の一つであるようで、今回は、数多くある釣りメソッド、アイテムの中でも、各釣りの基本中の基本とも言える、仕掛け全体を水中に投入し回収する、いわゆる「手返し」を行う上で、その際に生じてしまう絡まり等のトラブル、「手前マツリ」の防止策にクローズアップしてみます。

再三お伝えしている通り、コマセマダイ釣りで使用する仕掛けは、他の釣りのものに比べ全長が極めて長いのが大きな特徴の一つで、

※船の揺れや風等、大自然の影響をまともに受ける船上で、長い仕掛けを絡ませる事なく如何にして扱い続けられるかが釣果はもちろん、釣り自体のエンジョイ度にまで大きな影響を与える

コマセマダイ釣りのビギナーで、最初に壁に当たってしまうのは、仕掛けを海中に投入する際に絡まってしまう、いわゆる「手前マツリ」で、そこでその絡まった仕掛けをほどく為に手元ばかり見続けていると、船酔いに陥ってしまう。

残念ながらこれがビギナーの釣り手の方に多くあるパターンのようです。

このように手前マツリは、経験の多いベテランの釣り手でも油断をすれば喰らってしまいますが、自然を味方にするばほとんど防ぐ事が可能な事も確かなようで、それはとんでもない技術を要する事ではなく、基本的な事の積み重ねでほぼ防止する事は可能なようです。

◇手前マツリ防止策

1)自身の釣り座の周辺は常に整理整頓をしておく

2)コマセバケツの設定箇所は、左舷の釣り座ならロッドキーパーの左側に、右舷の釣り座ならロッドキーパーの右側にセットする(一般的な流し釣りにおいては、左舷の釣り座では左側が、右舷の釣り座では右側が風下になる為)

3)回収した仕掛けを置くスペースを確保しておき、そのスペースは流水はもちろん、乾燥も避け、常に湿った状態を保つようにしておき、状況次第では買い物カゴ等に仕掛けを入れて置く作戦も効果的である

4)仕掛けを回収してその後投入する際、仕掛けの前後を必ず入れ換える(回収した際、仕掛けの上部、クッションゴム側が下になって重なっている為、そのまま投入すれば重なった下から仕掛けぎ出ていく為、絡まり易くなってしまう)

5)ポイント移動以外の手返しの際は、仕掛けの回収時、コマセカゴが手元に来たらその時点でコマセカゴにコマセを詰め、その後に針にツケエサを刺して投入をする

これ等の忠実に駆使すれば、あの煩わしい手前マツリはほぼほぼ皆無に近くなるはずです。

ところで5)のメソッドに関しては、この言い回しでは分かり難いかと思いますので、次回以降詳しくお伝えするつもりなんで、よろしくお願いします。

DSC_0325

おすすめ記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*