コマセマダイ釣りにおいてなんですが、釣行の際誰しもが望むのは当然の事ながら好釣果とは思いますが、いくら経験を積み重ねても二度と同じ状況を繰り返す事なく変化し続ける大いなる大自然と対峙する釣りにおいては、毎回毎回好釣果を維持し続ける事は不可能に近いほど難しいようですが、一方でそれなりの釣りメソッド、アイテムを丹念に駆使、使用すれば、かなりの高確率で好釣果に遭遇出来る事も確かなようで、今回は数多くある釣りメソッド、アイテムの中でも、釣果に直結する極めて重要な釣りアイテムの代表格の一つである「仕掛け」、更にはその仕掛けを作る際に必須な各釣りアイテムの連結、結束にクローズアップしてみます。
再三お伝えしている通り、昨今極めてポピュラーで私の使用する仕掛けのほとんどでもある「二段テーパー仕掛け」は、まず最初にその具体的構成については、
◇二段テーパー仕掛けの基本的構成
1)スナップサルカン
2)上ハリス
3)ウエイトスイベル
4)下ハリス
5)針
針のチモト付近に介するビーズ玉、ガン玉等の各種アクセサリー類を除けば、基本的にはこの5種類のアイテムから構成されていますが、当然の事ながらこの仕掛けを完成させるには各釣りアイテムを連結、結束しなければならないようです。
仕掛けの各箇所の連結に関しては、
※ほどく事を目的にしない、引っ張れば引っ張るはど締まっていく結束
これが原則、鉄則と言えるようです。
次に仕掛けの各箇所の具体的結束に関してなんですが、
1)スナップサルカン×上ハリス
2)上ハリス×ウエイトスイベル
3)ウエイトスイベル×下ハリス
この3箇所に関しては、いわゆる「サルカン×ハリスの結束」で、一般的には、
◇クリンチノット
◇ユニノット
等がポピュラーなようですが、私が好んで使用している結束は、
◇編み付けノット(正式名称を知りません)
で、仕上がりの綺麗さが大変気に入って常用しています。
続いて、
4)下ハリス×針
すなわち「針結び」なんですが、こちらも代表的なものには、
◇外掛け結び
◇内掛け結び
があるようですが、私が好んで使用している針結びは、
◇外掛け結び＋添え糸補強
具体的にはどのような針結びかと言えば、仮に下ハリスのサイズが4号なら、
◇外掛け結び＋添え糸補強の結び方
◇メインハリスの半分の太さの2号を添え糸で使用し、外掛け結びをメインハリスと添え糸を一緒に5～6回施した後、針のチモトを6回程度編み付けを施し完成
この針結びは若干手間は掛かり、ナチュラル感も若干低下してしまうようですが、強度はもちろんなんですが、
※針のフトコロの角度が大きくなり、針外れによるバラシが激減する
いずれにしても、各種結束の選択は各釣り手の好みに委ねるしかないようです。
