コマセマダイ釣りにおいてなんですが、釣行の際誰しもが望むのは当然の事ながら好釣果とは思いますが、いくら経験を積み重ねても二度と同じ状況を繰り返す事なく絶え間なく変化し続ける大いなる大自然と対峙する釣りにおいては、毎回毎回好釣果を維持し続ける事は不可能に近いほど難しいようですが、一方で、それなりの釣りメソッド、アイテムを丹念に駆使、使用すれば、かなりの高確率で好釣果に遭遇出来る事も確かなようで、今回は、数多くある釣りメソッド、アイテムの中でも、釣果に直結するばかりか釣り自体のエンジョイ度にまで大きな影響を与えるメソッドの代表格である「誘い」、更には、その誘いを有効にする為のこちらも極めてこの釣りでは重要なアイテムの代表格である「仕掛け」にクローズアップしてみます。
「仕掛け」に関しては、繰り返し繰り返しまさに反復練習のようにお伝えしていますが、今回は、その中でも「誘いに有効な仕掛け」に限定してお伝えする事にします。
コマセマダイ釣りで使用する仕掛けは、他の釣りのものに比べ全長が極めて長いのが大きな特徴の一つで、冷静に考えてみて全長が12m、15mといった長ハリスになってくると、海中に投入した仕掛けの先端部分にある針に刺してあるツケエサに、釣り手のアクションを伝えるのはかなり難しいように感じてしまいます。
そこで単純に考えられる事としては、
※仕掛け全体に張りを持たせて、釣り手のアクションを伝え易くする
しかしながら張りを持たせ過ぎれば、仕掛け全体が重くなり過ぎて、海中に撒いたコマセに仕掛けが馴染まずに、コマセマダイ釣り自体が成立しなくなってしまう、まさに本末転倒と言える状態になってしまうようです。
したがって前回お伝えした通り、
※仕掛け全体をナチュラル感を低下させない程度に張りを持たせ、各状況次第で微調整を繰り返し、その日、その時間帯のスイートスポットを探し続ける
あくまでも私のケースなんですが、その為のアイテムとして使用する釣りアイテムは「ガン玉」で、ガン玉は脱着が極めて容易で微調整が簡単、迅速です。
