コマセマダイ釣りにおいてなんですが、釣行の際、誰しもが望むのは当然の事ながら好釣果とは思いますが、いくら経験を積み重ねても二度と同じ状況を繰り返す事なく絶え間なく変化し続ける大いなる大自然と対峙する釣りにおいては、毎回毎回好釣果を維持し続ける事は不可能に近いほど難しいようですが、一方で、それなりの釣りメソッド、アイテムを丹念に駆使、使用すれば、かなりの高確率で好釣果に遭遇出来る事も確かなようで、それに加えて同じ1匹、1枚、1杯のターゲットをゲットするにしても、如何にしてそれを喰わせるまでのプロセスを自分自身で構築、納得出来るかが各釣りの醍醐味、魅力の一つであるようで、今回は、先日、日曜日と月曜日に連続してコマセマダイ釣りにチャレンジしてきたんですが、同じ船、同じターゲット、同じポイントであっても、一日違っただけでこれ程までに釣果に差が出てしまう、まさに大自然の凄まじさについてクローズアップしてみます。
繰り返しになりますが、私は先日28日(日)と29日(月)の連日に渡って、
◇寺泊港 ふじ丸
さんで、毎度毎度のコマセマダイ釣りにチャレンジしてきたんですが、28日に関しては、個人的にはかなり久しぶりとなる本命マダイが15枚、更にはその15枚中3.2kgを頭に2kgオーバーが5枚とまさに大爆釣で、加えて他魚ではあるもののゲストのキダイが5匹とアタリは頻繁にあって、キダイは針を喉の奥に飲み込むケースが多かった為、針の交換や針の結び直しの作業が多く、まさに忙しい一日でした。
アタリ方というか喰い方にしても、置き竿はもちろん、誘いでも十分にヒットしてきて、素晴らしい釣りを満喫した一日となり、一番印象的だったのが、マダイの活性が上がってくるのにしたがって、
※仕掛け全体を軽めにしつつ、全長に関しても徐々に短めにし、更に更にコマセカゴの位置も指示棚よりも1~2m程度上げた結果、マダイ全体のヒット率はもちろん、マダイの大きさも大きくなっていった
28日(日)に関しては、マダイの数だけなら私よりも釣っている釣り手の方はいましたが、間違いなく良型のマダイの数は、私が群を抜いていた気がしました。
ところがなんですが、その翌日に関しては、まさに本当に同じ海なのか、っていうほど状況は変化してしまったようで、だからと言って潮の雰囲気は前日とはほとんど変わったようではなかったものの、海の中にいるマダイをはじめ多くの魚達にとっては、なにか大きな変化があったようで、前日あれほど喰ってきたキダイも姿を消したばかりか、エサトリすらほとんどいなかったほどでした。
まさに大自然の前では、釣り手の力はほぼ無力に近いという事を再認識させられた一日となってしまいました。







