コマセマダイ釣りにおいてなんですが、釣行の際誰しもが望むのは当然の事ながら好釣果とは思いますが、いくら経験を積み重ねても二度と同じ状況を繰り返す事なく絶え間なく変化し続ける大いなる大自然と対峙する釣りにおいては、毎回毎回好釣果を維持し続ける事は不可能に近いほど難しいようですが、一方で、それなりの釣りメソッド、アイテムを丹念に駆使、使用すれば、かなりの高確率で好釣果に遭遇出来る事も確かなようで、今回は、数多くある釣りメソッド、アイテムの中でも、釣果アップはもちろんなんですが、釣り自体のエンジョイ度にまで大きな影響を与えるメソッドの代表格である「誘い」に再びクローズアップしてみます。
「誘い」に関しては、繰り返し繰り返しまさに反復練習のようにしつこくお伝えしていますが、それほどコマセマダイ釣りにおいては極めて重要なメソッドで、繰り返しになりますが釣果アップはもちろんなんですが、
※同じ釣った1枚のマダイでも、「釣れた」のではなく「釣った」というその達成感、満足感が置き竿時とでは全く違って、釣り自体がより一層楽しくなってくる
ところで、コマセマダイ釣りにおいての「誘い」とは何かと言えば、
◇釣り手が意図的に仕掛けの最先端部分の針に刺してあるツケエサを動かして、マダイに口を使わせるアクション
マダイをはじめ多くの魚達は動くものに興味を示し、それを捕食対象物にするケースが多いようで、海中は潮の流れがあるものの、意図的にツケエサを動かすアクションは、マダイのヒット率アップには極めて有効なケースが多いようです。
だからと言ってむやみやたらにツケエサを動かせばマダイのヒット率がアップするのかと言えば、残念ながらそんな事はないようで、
◆マダイは動くものに興味を示す一方で、動くものに警戒をも示す
したがって、コマセマダイ釣りでの有効な誘いとは、
※マダイを驚かせないように、誘いの各アクションは限りなくスローで小さくなければならない
次回からは、より具体的な誘いについてお伝えするつもりなんで、よろしくお願いします。
