コマセマダイ釣りにおいてなんですが、釣行の際誰しもが望むのは当然の事ながら好釣果とは思いますが、いくら経験を積み重ねても二度と同じ状況を繰り返すこと事なく絶え間なく変化し続ける大いなる大自然と対峙する釣りにおいては、毎回毎回好釣果を維持し続ける事は不可能に近いほど難しいようですが、一方でそれなりの釣りメソッド、アイテムを丹念に駆使、使用すれば、かなりの高確率で好釣果に遭遇出来る事も確かなようで、今回は数多くある釣りメソッド、アイテムの中でも、先日私がコマセマダイ釣りの聖地と言われている西伊豆土肥港第十八とび島丸さんで好釣果に遭遇出来た大きな要因の一つである「誘い」に再びクローズアップしてみます。
再三お伝えしている通り、コマセマダイ釣りにおいての「誘い」とは何かと言えば、
◇釣り手が意図的に長い仕掛けの最先端部分にある針に刺してあるツケエサを動かしてマダイに口を使わせるアクション
マダイをはじめ多くの魚達は、
※動くものに興味と警戒を示し、それを捕食対象物にするケースが極めて多い
ここで極めて重要なポイントの一つに、特に普段よりマダイの警戒心が高い乗っ込み時期や澄み潮時等では、
◇興味〈 警戒心
のケースが多いようで、如何にしてマダイを驚かせないようにマダイにツケエサに興味を持たせられるかが釣果を左右してくるようです。
そこで極めて重要になってくるのが、「マダイの捕食特性」で、
◇マダイの捕食特性
1)マダイは海中にコマセを撒いた場合、コマセの中心に突っ込んでくる事は極めて稀で、コマセの中心から離れた地点で周りを気にしながらこそこそとコマセをついばむ性質がある
2)マダイは小魚やイカの幼生等の群れの中から弱って落ちてくる個体に思わず口を使ってしまうDNAに支配されている
このマダイの捕食特性をコマセ、仕掛け、誘いのアクション等を駆使して巧みに利用して造り上げられたのがまさにコマセマダイ釣りで、置き竿状態でも十分マダイは喰ってくるものの、更にそのヒット率を飛躍的にアップさせるアクションが「誘い」という事になってくるようです。
次に重要になってくるのが、使用する「仕掛け」なんですが、毎回毎回お伝えしている通り、釣りで対峙する大自然は二度と同じ状況を繰り返すこと事なく絶え間なく変化し続けるわけで、常に同じ仕掛けがヒットパターンになるかと言えば残念ながらそんなはずはないようで、仕掛けに関しては、また次回以降順次お伝えするつもりなんで、よろしくお願いします。
