コマセマダイ釣り攻略法 -下ハリス編- part2

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コマセマダイ釣りにおいてなんですが、釣行の際、誰しもが望むのは当然の事ながら好釣果とは思いますが、いくら経験を積み重ねても二度と同じ状況を繰り返す事なく絶え間なく変化し続ける大いなる大自然と対峙する釣りにおいては、毎回毎回好釣果を維持し続ける事は不可能に近いほど難しいようですが、一方で、それなりの釣りメソッド、アイテムを丹念に駆使、使用すれば、かなりの高確率で好釣果に遭遇出来る事も確かなようで、それに加えて同じ1匹、1枚、1杯のターゲットをゲットするにしても、如何にしてそれを喰わせるまでのプロセスを自分自身で構築、納得出来るか、更にはその引きを楽しむ為に、より良いタックルを選択出来るかが各釣りの醍醐味、魅力の一つであるようで、今回は、数多くある釣りメソッド、アイテムの中でも、最もと言って良いほど釣果に直結する極めて重要なアイテムの代表格である「仕掛け」、更には昨今極めてポピュラーで、私の使用する仕掛けのほとんどでもある「二段テーパー仕掛け」の「下ハリス」について、前回に引き続いてクローズアップしてみます。

「下ハリス」に関しては、

1)太ければ太いほど強度は上がるが、ナチュラル感は低下してしまい、マダイのヒット率も低下してしまう傾向になる

2)細ければ細いほどナチュラル感がアップしてマダイのヒット率もアップするが、強度が低下してしまい、強烈なパワーと瞬発力を併せ持つ大型が喰ってくると、ハリス切れの確率が高くなってしまう

3)太ければ太いほど横になびき易く、細ければ細いほど縦方向に仕掛けが漂う傾向になる

これは下ハリスにだけ言える事ではなく、当然の事ながら「上ハリス」に関しても言える事のようで、ハリスを選択する際には上に挙げた「強度」、「ナチュラル感」だけではなく、3)の、

◇仕掛け全体が海中で漂う角度

に関しても、全体的なイメージだけでも頭に描いていると、釣り全体の構成はもちろん、エンジョイ度にまで大きな影響を与えてくるようです。

ところで「下ハリス」の太さに関してなんですが、前回お伝えしたのは、4号が最もポピュラーとお伝えしたんですが、各状況次第では4号以下の細ハリスも当然の事ながら凄まじい威力を発揮する場面もあるようで、それはただ単に細いからナチュラル感がアップしただけではなく、繰り返しになりますが、そのナチュラル感以上に、

※ハリスの太さを変える事によって、仕掛け全体が海中で漂う角度そのものに変化ぎ生じる

だったらハリスの太さを変えずにガン玉を介すれば良いのも確かなんですが、私達釣り手はプロの漁師さんじゃないわけで、若干の遊び心を持って釣りをエンジョイする事もありかなとは思っています。

ちなみに、ちょっと自慢めいた話ですが、かつて私は、2.5号ハリスで8.5kgのマダイをゲットした事があります。

2015/ 2/20 4:19
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